2026/04/08 01:02



生まれは東北


静かでのびのびとした空気の中で

育ちました

幼い頃は 長く格闘技に打ち込んできました



全国大会出場等

かけがえのない経験をさせてもらいましたが

心から好きだったわけではなく

どこかでずっと「違う」と感じながら続けていた時間でもありました



本当はずっと

バレエやピアノのような

やわらかくて繊細な世界に強く憧れていました


可愛くて

しなやかで

どこか品のあるもの




自分にはないものに

強く惹かれていたのだと思います



そんな中で自然と好きだったのが

ものづくりでした


手を動かして何かを形にすること

そしてそれを誰かが喜んでくれること


その感覚が

今も変わらず自分の軸にあります





ものづくりのはじまりは

ビーズ刺繍です


ひと粒ずつ積み重ねていく時間が心地よく

無心でいられる大切な時間でした


ただ続ける中で

どこか「似たものが出来てしまう」感覚があり

もっと自分らしい表現を探すようになります




そんなときに出会ったのが

ボタンでした


素材も歴史も異なる一点一点の存在


同じものがほとんどない

その個性に強く惹かれました


ビーズからボタンへ変えたことで

お客様が離れていく現実もありました




それでも

「これでいきたい」と思えたのは

誰とも被らないものをつくりたい

という気持ちがはっきりあったからです




作家として生きていくと決めたのは

妊娠とコロナ禍が重なった時期でした


余裕なんてなく

不安の方が大きい中での選択


それでも

ものづくりが好きだったことだけは

揺るぎませんでした


売れない時期も

赤字の時期も

何度もありました



それでもやめなかったのは

「好き」だったから

仕事として本気で続けたいと思ったからです


今でも大切にしているのは



“誰とも被らないこと”

“品があること”

派手さではなく 華やかさ



身につけたときに

その人自身が少し引き上がるような存在であること



耳飾りは 日常の中でふと自分を見たとき

ほんの少し気分を上げてくれるものだと思っています



鏡に映る自分を見て 少しだけ自信が持てる

自分のことを 少し好きでいられる



そんな感覚を届けられたら嬉しいです


自分の“好き”はきっとずっと変わりません


可愛いもの

繊細なもの

そして人に喜んでもらえること



誰とも被らない

自分のことを少し好きになれるような

魔法のような存在を




その想いを込めて

ひとつひとつ制作しています